7/17の授業記録:国語「書字のための基礎〜運筆編〜」

授業の前に、3つのお約束の確認からスタートしました。

先月に参加していた子供達の中には、3つのお約束をしっかりと覚えており、自分の言葉で発表できる人もいました。挙手して発表するということにも少しずつ慣れてきているようです。

今回は、書字トレーニングの授業がテーマでしたが、書字の時間は最後の10分程度。
その他の時間は、体や指先を動かす活動を行いました。

書字をするためには、その前段階として、
①座位を保つことのできる体作り
②運筆をスムーズに行うための手先の巧緻性
があります。

なので、授業初めは体幹トレーニングに取り組みました。

先生の動きを模倣しながらの準備体操。

バランス運動、骨盤を動かす運動を行いました。

次に、自分の席に戻り、手先を使う遊びの中から好きなものを選択して取り組みました。

折り紙で分からないときに、そのまま止まってしまったりする姿も見られましたが、少しの声掛けや見本の提示で、また取り組むことができていました。何か分からないことがあったときに、子供達自身が自分で解決しようと働きかけることができるように、あと半年の間に力をつけてあげられたらと思っています。

そして、いよいよ鉛筆です。

指の体操をして、鉛筆の正しい持ち方を練習しました。
利き手でない方の手の付き方や消しゴムの使い方、筆圧についてなども説明していきました。

白紙に大雑把に線を引く➡︎迷路➡︎なぞり書き と少しずつ運筆の難易度を上げていきました。子供達は、それぞれ黙々と学習に取り組んでいました。授業の終わりまで集中力を持続できる人が多くてすごいなぁと思いました。

授業後のペアレンツタイムでは、「鉛筆の持ち方や消しゴムの使い方を家でも引き続き声掛けしていきたい」というお声をいただきました。

この夏に家庭学習をされるご家庭も多いことと思います。
『短時間で良いので集中力をしっかり保って学習すること』15分〜30分程度
『お子さんの頑張りを言葉で伝えること』 
『学習が楽しくなるような雰囲気作りをすること』 家族みんなで勉強タイムなど
『座学だけでなく、幼児期ならではの遊びを大切にすること』 好きに没頭する時間
といったポイントを大切になさってみてください。

勉強が楽しい!!好き!!と思える子どもは、後々自主学習のできる人に育つことでしょう。