2/27の授業記録:国語「書字トレーニング〜ひらがな導入編〜」

2021年度、最後のりりーふは、国語で締めくくりました。

参加者の多くは、この春に新1年生になるこどもたちでしたので、小学校ってどんなところ?何しに行くの?という質問を投げかけました。

「勉強をするため」
「自分を成長させるため」
「実験が楽しみ!」
「休み時間にたくさん遊びたい!」
みんな前向きなイメージを持てていました🌟

書字に入る前に、手遊びをしてウォーミングアップです。

手の左右で異なる動きをすることで、手と頭の体操〜♪

さぁ、いよいよ鉛筆を持ちましょう。正しく持てるかな?

姿勢を整え、鉛筆の正しい持ち方を確認したら、運筆をしましょう。
量は少なくし、その分1つ1つを丁寧に取り組みます。

配布されたプリントの回し方や終わった後の見せ方の練習もしました。

歩いて列に並ぶこと、並ぶ時はソーシャルディスタンスをとること、
お直しは消しゴムで丁寧に消して取り組むこと、プリントに名前をふるネームで書くこと


そういったことを実践を通して、学んでいきました。

最後に、ひらがな「し」の書き方を学習しました。

マス目への注目の仕方、書き始め・書き終わりへの意識付けを行いました。

何事も始めが肝心ですね。
やる気いっぱいのこの時期にこそ、基本を丁寧に学んで欲しいと思います。

「し」のつく言葉探しでは、発表をしたい人が多くいました。

集中していると、あっという間の45分です。
子供達は、45分という授業時間にもずいぶんと慣れた様子でした!

りりーふは、毎年参加する親子が入れ替わり、年ごとに雰囲気が変わっています。
そんな中でも変わらないのは、就学前には大きな成長が見られるということです。

「書字に取り組むことに抵抗がある子が、プリント1枚を自力で仕上げられるようになった」

「発表をすることがなく静かで受け身だった子が、自ら意見を言えるようになった」

「黙ってお話を聞くのが苦手だった子が、先生の話を聞けるようになった」

「一人でお絵描きをすることが多かった子が、他の人とカルタを楽しむようになった」

こどもたちの成長した姿を見られることや、保護者の方の表情が明るくなることが、我々の励みになっています。

新1年生になる皆さんの、ご多幸をお祈りします!

春から年中・年長になる皆さんとの出会いを、リリーふメンバーは心待ちにしています♪