9/26の授業記録:音楽「身近な音・リズム遊び」

生活の中で様々な音を聞いて過ごしているわけですが、「音楽」となると急にハードルが上がったように感じることもあるかもしれません。鍵盤ハーモニカやピアノやバイオリンといった楽器の演奏をイメージすることも多いのではないでしょうか。

上手に弾くことよりも、まずは楽しむ気持ちを育みたいと思い、今回の授業を設定しました。

「音の出すにはどんな方法があるかな?」

「トントンってたたく」「あおぐ?」「物を落とす」
子供達から声が返ってきます。

「こする」とこんな音がするよ!
たたく・はじく も あるね〜

台所にあるものを使って、音の出し方を6種類見せました。

「はじくって、ギターみたい!」
こういった音の出し方がどんな楽器につながるのかな・・・と子供達は想像を膨らませていました。

次に音楽を聞いて、どの音の出し方をしているか当てるクイズをしました。

お隣さんと相談するペア学習に挑戦しました。
紙を指をさして自分の考えを伝えたり、言葉で伝えたりと、それぞれ自分のできる方法でクイズに回答することができていました。

太鼓の音と似ているから、「たたく」かな?
ブオーって息を吹き込んでいるようだから、「ふく」かな?

音を聞くだけで、その音の特徴を掴み、答えを選び出している様子に驚きました。

最後は、絵カードの語音に合わせて手拍子でリズム打ちをしました。

「スパゲッティー ・ 美味しそう」=♬♩♩休止 ・ ♬♬♩休止

このような感じで2小節が出来上がります。

手拍子に慣れた後は、足踏みを入れるなどのボディパーカッションを加えました。
2チームに分かれて4小節を演奏します。

グループごとに演奏する絵カードが異なるので、動きが異なります。
しかし2小節目だけは同じ絵カードなのでみんなの動きが揃います。
練習を重ねるにつれ、音や動きがまとまって、みんなの演奏となっていきました。

授業後の感想発表では、挙手してみんなの前で自分の考えを言える人も増えてきました。
あと半年、まだまだ子供達の成長が見られるのが楽しみです。