夏休み明けのりりーふは、国語の授業でした。
こどもたちは自分の筆記用具を机の上に出して、やる気モードでスタートすることができました。
「鉛筆の持ち方知ってるよ〜!」
「ひらがなかけるよ!」
前向きな声が飛び交っています。
そんな中ですが、、、
「まずは、体を動かして遊ぶよ〜!!!!」
こどもたちは「!?」という表情をしながらも、促されるままに準備運動に突入です(笑)
書字をするために必要なのは手だけではありません。体を支える力、姿勢を保つ力も重要です。
そんなわけで、まずは体を動かして、その後は椅子の座り方についても確認しました。
椅子の高さと机の高さがお子さんに合うように調整してあげることが大人ができる支援の一つです。
勉強道具を揃える前に、まずは勉強しやすい環境から整えてあげたいですね♪
さて、、、
座り方も確認したし、やっと勉強が始まると思った人が多い中、遊びはまだまだ続きます(笑)
体を大きく動かした後は、手先の巧緻性を養う遊びに挑戦です。
折り紙・丸シール貼り・半紙を使った天の川作りの3択で、好きなものに挑戦しています。
難しいところは保護者の方と一緒に♪
お子さんと一緒に遊ぶ中で、得意なところやつまづきやすいところが見えてきます。
得意を伸ばすとともに、苦手を補う遊びを生活にうまく取り入れていくと一石二鳥ですね♪
指先も準備が整ったところで、いよいよ鉛筆を持ちましょう〜
正しい持ち方が定着している人は3〜4割です。
鉛筆を持ち始める幼児期にこそ、正しいことを習得して行って欲しいです。
模写に挑戦です。ホワイトボードに書かれている先生の見本を真似て、書いています。
この学習の中で、書字のスキルだけではなく、話を理解する力、板書を写す力、作業スピードなどを見取っています。板書が写せない、すごく時間がかかるということに気付かれたら、一度お住いの近くの発達支援センターなど(千代田区ではさくらキッズ)に相談に行かれると良いかと思います。ちょっとした訓練を積むことで、苦手の克服を早めることができます。特別支援と聞くと、気が重く感じられることもあるかもしれませんが、通ってみれば良さにすぐ気付きます。お子さんの成長の実感、親子の気持ちへの寄り添い、もやもやを一人で抱え込まずに済むなど、メリットしか浮かびません😆とはいえ、夫婦間や家族間でも意見は様々。発達支援に通うのは・・・という方こそ、まずは「りりーふ」にお子さんと参加してもらえたらいいなと思っています。
授業のことに戻りますが、こちらは、筆圧について学習している様子です。鉛筆の濃さを調節するのも、書字には必要なスキルです。
小学校に入学後の子供達でも、筆圧が強すぎる場合や弱すぎる場合があります。自分の傾向を知り、調節できるようにしていきましょう。
次はプリント学習です。迷路や絵のなぞり書きを通して、楽しく運筆力を養います。
迷路は、ゲーム感覚で早くやることが大事と思っている方も多いかもしれませんが、迷路の壁にぶつからずにゴールまで進むという運筆力アップの方法として丁寧に取り組ませるのも1つです。
プリントができたら、丸付けのために列で並んで待ちます。
みんな上手に並べて、えらかったです☆