2/26の授業記録:国語「書字トレーニング〜ひらがな導入編〜」

年度最後のりりーふは、国語の授業で締めくくりました。
18組の親子が参加し、普段より人数が多いので、学校らしさがより出ていました!

春から新一年生になる人も数人いましたので、まずは「小学校でどんなことをするんだろう?」とみんなで考えてみました。

多くの人が「勉強をしに行く!」と答えてくれたので、幼稚園や保育園との生活時間の違いについて知っていることが分かりました。

給食や掃除といった当番活動や、様々な係活動があることを確認しました。
クラスのみんなと協力し合いながら、自分たちでクラスを作っていくイメージを持って欲しいと思います。
小学校は、勉強をして学力を身につける場所であり、社会生活の基礎を学ぶ場でもあります。

小学校についてのイメージも膨らんだところで、そろそろ学習に入りましょう♪

鉛筆を握るための準備体操です。

全身運動や指先を使う遊びをすると、指や手首の可動がスムーズになりやすいです。

正しい持ち方の復習を確認して、さっと鉛筆を握れるようにしておきましょう😉

持ち方は分かっていても、書いているうちに癖が出てきてしまう・・・っていうのは、よくある悩みです。
一度ついた癖を直すのはなかなか難しいので、癖が悪化しないように、使いやすい角ばった鉛筆や補助具を取り付けてみましょう。
持ち方も大事ですが、書くときの姿勢がもっと大事ということをぜひ伝えておきたいと思います。
お尻と足の裏をぴったりと付けることで、背筋が伸びた座位を習慣にしたいものです。
利き手と反対の手のつく位置も大切ですね。
そういった細かな基本をしっかりと習得すると、一年生にとっては長く感じられる授業にも、疲れにくい姿勢で臨むことができます。

消しゴムの上手な消し方を伝授し、プリント学習のスタートです。
「自分の前にまっすぐにプリントを置く」「プリントの下には物をおかない」「筆箱は使わないときは端に置いておく」といった当たり前に思えることも、初めての時にきちんと丁寧に教えてあげることで、学習しやすい良い習慣を身につけることができます。
(正しい方法が分かっていても、めんどくさくてやらない・・・といった時期はいずれ訪れます(笑)!)

最後に、ひらがな「し」の練習をしてみましょう。

文字を書く「マス」について、説明をしました。
どのあたりに何を書くのか、形を意識すると、字形が整います。

小学生になれば、ひらがな・カタカナ・漢字80字程度を1年生の間に習います。
なかなか覚えられない時や、鏡文字がとても多い時は、もしかしたら書字でつまづきやすい特性を持っているかもしれません。

なんか気になる!といった、保護者の方の気づきは、ぜひ担任の先生と共有していただき、必要な支援につなげてもらえたらいいなぁと思います。

特別支援と聞くと、敬遠してしまう保護者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
特別支援は、本来、誰にとっても最良な支援です。

視力が弱いからメガネをかける=これも特別支援ですよね?

特別支援教育と聞いて、我が子は無関係だと敬遠するのは勿体ないです。
苦手なことに気づいた時は、チャンスです。
その子にあった必要な最良の支援を届けてあげることで、成長の伸びしろがぐんぐんと多方面に広がっていくことは間違いありません。

いつも熱くなってしまいがちな、授業記録にお付き合いいただき、ありがとうございます。
2022年度のりりーふはこれにて終了です。
新一年生の皆さんは、小学校という新たなスタートを楽しく迎えられるように祈っております!!

新年長の皆さんは、あと1年ありますね。
2023年6月から、りりーふはスタートしますので、ぜひ1度、学習体験に来てください♪
5月になったら、情報告知をするので、新規の方のご応募をお待ちしております!!